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13 名前:名無し Id:2ZgCX.Cth2U
誰かから聞いた話だけど
背筋が凍るって久々したから話すな。
怖くなかったらスマン

タクシーの運転手が夜中暗い山道を走ってると一人の女性が手を上げて立っていたんだって、もう夜中2時を過ぎてるのにあり得ない状況。
この運転手は今まで霊体験したことなかったし信じてもなかったから初めてのことでドキドキしたらしい。手を上げてるし乗せないわけにはいかず、その女性の前で停車して乗せたんだって
「どこまで行きますか?」
とりあえず聞いたら、こんな時間に行きそうにない山奥にある崖の所まで行ってくれと言った。明るい時は景色がよく眺めのいいトコだけど周囲に人が住んでいる家は一軒もない。もう100%幽霊だと確信したらしい。
出発してから、チラチラバックミラーで女性がいつ消えるか確認しながら走った。でも、一向に消えないしもしかしてホントに生きてる人間かと思い始めてた時目的の場所に到着した。
停車してすぐに、バックミラーを見ると女性が消えていた。
振り向いて後ろを確認したが完全に居ない。

やっぱり生きた人間じゃなかったか…
そう思ったとき、右耳の側で
「こっちですよ」
女性が囁くように言った方向、正面に向き直すとボンネットの所に足が見えて叫んだ。
足が上から吊るされていてそのまま上をよく見てみると女性が首を吊っていたそうだ。その女性とはさっきまで乗車していた人だった。


2010/09/25 10:27:09  del

板:怪談


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